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東京慈恵会医科大学ウイルス学講座

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東京慈恵会医科大学ウイルス学講座

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▶東京慈恵会医科大学・産学連携講座・疲労医学講座が開設されました

東京慈恵会医科大学・産学連携講座・疲労医学講座が開設されました
 
ウイルス学講座教授・近藤一博が2024年3月で定年退職となり、新設の産学連携講座「疲労医学講座」の特任教授に就任いたしました。
今後も、ウイルス学講座と連携してウイルスと疲労、うつ病の関係に関する研究を継続するとともに、研究成果の社会実装にも力を注いでいく予定です。
 
情報発信は継続してこのホームページで行っていく予定です。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
 
東京慈恵会医科大学・疲労医学講座・近藤一博
 
 
 


慈恵医大・ウイルス学講座が「うつ病になりやすい体質」が遺伝する仕組みを世界で初めて解明しました

 うつ病には「うつ病になりやすい」人とそうでない人がいます。この「うつ病になりやすい体質」は、遺伝率30~50%で遺伝することが判っていました。この遺伝率は高血圧や糖尿病と同じ程度なので無視することはできません。しかし、その仕組みは全く不明でした。

今回我々は、「うつ病になりやすい」人とそうでない人は何が異なるかを発見し、「うつ病になりやすい体質」が遺伝する仕組みを世界で初めて解明しました。そして、この遺伝の仕組みは、これまでに知られていない全く新しいメカニズムであることが判りました。

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ブルーバックス『疲労とはなにか』書籍化のお知らせ

疲労のメカニズム、SITH-1、うつ病と疲労との関係、新型コロナ後遺症などの解明を通じて疲労の正体を明らかにする試みをブルーバックスから書籍化しました。

今回は文章だけの本ですが、最新の内容を詳しく解説することで、分かり易い本になったのではないかと思います。

 


慈恵医大・ウイルス学講座が新型コロナ後遺症の発症メカニズムを発見しました

新型コロナ後遺症でみられる脳内炎症や倦怠感などの脳神経症状の発症メカニズムは不明でしたが、ウイルス学講座は、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質の一部であるS1タンパク質が鼻腔内で発現するだけで、これらの脳神経症状が生じることを発見しました。

「脳にウイルスが感染しなくても脳炎が生じる」というこの発見は、これまでのウイルス学の常識を覆すものであり、新型コロナ後遺症の治療法開発や次世代新型コロナワクチンの開発における重要な知見であると考えられます。

また、この発見は、現在行っている新型コロナ後遺症に対するドネペジルの臨床治験の基盤となる研究でもあります。

発表論文はこちら

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▶第17回 日本疲労学会総会・学術集会のお知らせ

2021年7月28日~8月31日(オンデマンド方式)
 
大会長: 近藤一博(東京慈恵会医科大学・ウイルス学講座)
 
大会の詳細はこちら

 

『うつ病は心の弱さが原因ではない』書籍化のお知らせ

うつ病の遺伝子HHV-6 SITH-1の発見をマンガで解説しました。

うつ病の歴史や問題点も詳しく解説することで、うつ病の研究や治療の過去・現在・未来を一望できる本にしたつもりです。

 

▶慈恵医大・ウイルス学講座が、うつ病の原因遺伝子を発見しました

大規模な遺伝子研究が行われたにも関わらず、ヒトの遺伝子の中にはうつ病の原因となる遺伝子は発見されませんでした。今回、我々は、ほとんど全てのヒトに潜伏感染しているヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)がうつ病の原因になることを発見し、原因遺伝子SITH-1を同定しました。

発表論文はこちら

日本語解説はこちら

マンガによる解説はこちら

 

▶うつ病の原因遺伝子に関するFAQをFAQページに追加しました。

▶疲労の解説本「疲労ちゃんとストレスさん」の電子書籍化を記念して、マンガ担当のにしかわたく先生のX(旧Twitter)に疲労・ストレスに関する質問箱を設置しました。疲労やストレスに関する疑問をお持ちの方は、この機会に是非御利用ください。

「最新! 疲労・ストレス講座」が書籍化されました。

『マンガでわかる「最新!疲労・ストレス講座 」』1話〜21話を掲載しました。

▶ ご意見・ご感想への投稿方法の説明を追加しました。

▶ 東京慈恵会医科大学ウイルス学講座のホームページを開設しました。

 


▶ 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「疲労の分子機構の解明による健康の維持と増進を目的とする医学研究拠点の形成」平成24年〜28年の成果報告書を掲載しました。

▶ 私立大学研究ブランディング事業「働く人の疲労とストレスに対するレジリエンスを強化するEvidence-based Methodsの開発」平成29年〜33年の研究計画書を掲載しました。